ロッドで釣果に差が出るアジングゲーム

野呂 昌明
野呂昌明(エコギア / ノリーズプロスタッフ 神奈川県在住)
フィールド:神奈川県 東京湾

皆さんこんにちは、野呂昌明です。
東京湾のボートアジングも非常に盛り上がってきています。

今まではシーバスガイド船がシーズンオフに狙うターゲットだったものが、
今やアジを専門に狙ってくれるガイド船もあるほどで、人気の高さが伺えます。

ボートアジングの魅力はやはりボートの機動力で、今旬のポイントをランガンできる事と
オカッパリで狙う水深の数倍の深さを狙うテクニカルなゲームがとても楽しいところ。

狙う水深が深くなればなるほどアングラーの腕の差とタックルバランスの差はてき面に出るので、
『決してまぐれでは釣れない』所に自分は非常に魅力を感じています。

この日もそんなテクニカルな部分が重要な釣行でした。
釣行日は今にも泣き出しそうな空模様のなか、出船。釣りを始めて1時間ほどで雨が降り出してきました。
どんな釣りでもそうですが、雨はアングラーの集中力を削いで行きます。
それがアジングとなると使用するタックルもウルトラライトクラスになるので、
ちょっとしたミスで集中力が途切れてしまいリズムが狂ってしまうので、注意しなければなりません。

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自分のこの日チョイスした東京湾ボートアジング用タックルは、
<タックルデータ>
ロッド:エコギアスペック KATSU-AJI 69
リール:2000番クラス
ライン:エステル 1.5lb リーダー:フロロ 2lb.
ルアー:アジ職人 アジマストエコギア熟成アクア 活アジストレート活アジコムシ
    + アジチョンヘッド 1.5g、2g、2.5g
です。

今回は、悪条件だからこそロッドに注目してもらいたいと思いまして、少しお話をさせていただきます。

KATSU-AJI 69の選択は、細いエステルラインの使用時にラインブレイクをさせないため。
ロッド全体がしなやかにカーブしてくれるので、ラインへの負担が非常に少なくアジとファイトできるのが何よりも重要な部分で、
同じ様なスペックのアジングロッドは他には正直ありません。

特に今回のような雨の日、ラインブレイクは非常にアングラーのストレスになります。
濡れた手でのラインシステムを組むことは非常に困難な上、それがウルトラライトタックル、
揺れる船上、ナイトゲームの暗がりの中等々、悪条件が重なる状況ならなおさらのこと。
私には耐えられません(苦笑)。

こういった部分で釣りの手返しも非常に悪くなり、アジのヒットする時合いも逃すこと間違い無しです。
東京湾のアジは回遊性が非常に高いので、時合いを捉えるか捉えないかで釣果には非常に大きな差が生まれます。
そういったマイナスの部分を無くすために、悪条件になればなるほど、KATSU-AJI 69の使用は自分の中では絶対になっています。

また、このKATSU-AJI 69はバラシが少なくなるというのも特徴のひとつ。
ご存知の通り口周りが薄く弱いアジは、深くバイトさせ、口の奥にフッキングさせないと
水深が20mもあるポイントではほとんどのアジがファイト中にバレてしまいます。

しかしKATSU-AJI 69はロッド全体でアジのファイトを吸収できるので、薄い皮の部分にフッキングしてもバレにくいのが凄いところなのです。
アジのような群れで回遊する魚は、時としてヒットした魚をバラす事で群れが散ってしまうことが多々あります。
数釣りを楽しむ魚種において、本当にバラシは禁物です。
この日もKATSU-AJI 69の使用で、ヒットしたアジはほとんどキャッチまで至ることができました。

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意外とアジングではラインが注目されがちですが、そのラインを操るロッドに皆さんもう少し注目すべきではないかと思います。
これからボートアジングを楽しもうと思っているアングラーの方々にも、少し参考にしてもらえるといいと思います。