絶好釣! 茨城県日立沖のマダイの釣り分け

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野呂 昌明
野呂昌明(エコギア / ノリーズプロスタッフ 神奈川県在住)
フィールド:茨城県 日立沖

皆さんこんにちは、野呂昌明です。

マダイ釣りの鉄則は、釣れているタイミングにしっかりそのフィールドに釣行すること。
年明けのレポートでもご紹介した茨城県日立沖のタイラバマダイゲームですが、
2月に入り、さらに釣果が上向きになっています。

今回の釣行で面白かったのが、同じ熟成タイラバアクアでも
クワセフラップスリムとクワセカーリースリムとの釣り分けができたことです。

(熟成タイラバアクア クワセフラップスリム J08:赤エビ

(熟成タイラバアクア クワセカーリースリム J08赤エビ

釣行当日は、好調が続いていた中でも谷間の日に当たってしまったようで、
同じエリアに浮かぶ数多くのマダイ船のほとんどは釣果を出すのに苦労している感じでした。

いつもの様に、始めはクワセフラップスリムでアプローチしてみますが、潮をよく感じる割には全くのノーバイト。

そこで、潮噛みのいい時にはネクタイ部が強くアピールしてしまうので
自分的にはあまりチョイスしなかったクワセカーリースリムを気分転換にとチェンジした次のアプローチで、
今までの無反応がウソのように、すぐにマダイからのバイトがありました。

しかもバイトの出方がとても強く、泳層から勢いよくチェイスしてきて
そのまま泳ぎ上がりながらタイラバを食い上げてしまった様な、ロッド、ラインを弛ませる喰い上げバイトでした。

tairaba1_0225.jpg

周りの人たちが苦戦する中での待望の大ダイキャッチ。
これは......と察知し、すぐその後も同じ様なバイトが出て、あっさりと2匹目もキャッチできました。

tairaba2_0225.jpg

ここで確信を得るためにクワセフラップスリムにチェンジしますが、数回のアプローチに全くのノーバイトでした。
再確認の意味でクワセカーリースリムにチェンジしてアプローチすると、すぐバイト連発の状況。
これは明らかにこの日はクワセカーリースリムのパターンだと確信し、その後は独壇場となりました。

tairaba3_0225.jpg

この日、どうしてクワセカーリースリムの方ばかりが好反応だったのかまでは検証できませんでしたが、
なにか捕食しているベイトがカーリーの動きにマッチしたのだと思います。マダイ独特の偏食が顕著に出た日なんでしょう。

同じ熟成アクアを使用しても、ここまで違いが出たのは自分の経験上では初めてだったので、新たなタイラバゲームの引き出しとなりました。
おそらく今回と逆のパターンで、クワセフラップスリムばかりしか反応しない日ももちろんあると思います。
だからマダイ釣りは奥が深くて楽しいですね。


<タックルデータ> スピニング
ロッド:ハイブリッドテンヤ真鯛 HTM710M
リール:3000番
ライン:PE 0.6号 リーダー:フロロ 12lb
ルアー:TGアクラバヘッドクワセ 60g
    + 熟成タイラバアクア クワセフラップスリム、クワセカーリースリム

<タックルデータ> ベイト
ロッド:タイラバ用 ベイトロッド
ライン:PE 0.8号 リーダー:フロロ 16lb
ルアー:TGアクラバヘッドクワセ 80g、100g
    + 熟成タイラバアクア クワセフラップスリム、クワセカーリースリム