2020年 夏本番直前のロックフィッシュゲーム

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葛原正夫(エコギアプロスタッフ 三重県在住)
フィールド:三重県 紀東エリア

梅雨入りしてから海の状況が安定せず、なかなかロックフィッシュゲームに行くことができない日が続いていましたが、
なんとか波の影響を受けない波裏のポイントにエントリーできました。

海の状況は、海水温が23℃から24℃までの間で安定している状況。
ロックフィッシュの活性も上がっていると思い、わりと水深の浅いシャローエリアにブレイクが絡むエリアを選択しました。

ここ最近の釣行では、アカハタのバイトはあるものの、オオモンハタのバイトは得られない......
そんな状況でした。
おそらくオオモンハタの大好きなベイトフィッシュが接岸していないであろうと予測されるので、
ベイトフィッシュがこのエリアに入っていることに期待しました。

ポイントに入り目視で辺りを確認したところ、ベイトフィッシュは見あたりませんでした。
そこで、とりあえずいつも通り端から順番にリグを通していくことにしました。

今回のメインリグは、
パワーシャッド 5" + スイミングテンヤ 30g + ブレードスピンの鉄板リグです。

SWIMMING TENYA

BLADE SPIN

パワーシャッドのカラーは、最近お気に入りの噂の新色!
470: イナッコ、496: はぐれイワシ、497: オーシャンピンクシャイナーを使い分けます!

470: イナッコ

496: はぐれイワシ

497: オーシャンピンクシャイナー

湾内寄りのポイントを探ってみると、ボトムタッチのアカハタは釣れてくれます。

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しかし、狙っているオオモンハタの中層電撃バイトは得られないので、
表よりの沖に面した水深のあるポイントへと徐々にリグを撃っていきました。

するとブレイク手前のところでフォール中にひったくって行くナイスバイト!
これはオオモンハタで間違いないと確信し、強引にやりとりしましたが、何度か根にスタックされて苦戦......
しかし、なんとか無事にランディングできました。

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釣り上げたオオモンハタはキビナゴをたくさん捕食しており、
「このエリアはキビナゴエリアだよ!」と教えてくれるような一匹でした。
それほど大きくはありませんでしたが、久しぶりのナイスオオモンハタハタは特別に嬉しかったです。

その後は、一旦はバイトが途絶えたものの、最後に再びオオモンハタのナイスバイトを拾うことができました。

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アカハタについては、ボトムタッチでバイトしてくる個体はわりかし小さめが多いようです。
しかし中層に浮いてバイトしてくるアカハタは、ベイトを捕食中のナイスサイズの魚がほとんどでいい感じでした。

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こんな感じで今年の夏本番ロックフィッシュゲームも充分楽しめる状況かと思います。
ぜひ皆さんも梅雨明けのハイシーズンのロックフィッシュゲームを楽しんでみてはいかがでしょうか。

補足ではありますが、魚の反応がない時間帯に堤防ジグⅡで小型青物もいい感じに釣れたので、タックルに堤防ジグⅡなんかも入れておくとすごく便利かなと思います。

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<タックルデータ>
ロッド:ロックフィッシュボトム パワーオーシャン RPO86XHS2
ライン:PE 1.0号 リーダー:フロロ 7号