河口湖の秋のデカバスラッシュ!! ショットオーバー7が絶好調!!!

足立貴洋
足立貴洋(ノリーズプロスタッフ 山梨県在住)
フィールド:山梨県 河口湖

みなさんこんにちは。河口湖ガイドのタカヒロ足立です。
今シーズンも、あっという間に10月も下旬となり、山上湖ではすっかり秋が深まりました。
ちょっとずつ山々も色づきはじめ、これから紅葉がとってもきれいな河口湖です。

気温は10月下旬らしい朝の冷え込みですが、風は穏やかで、ようやく安定した日々が続きました。
気になる水位は、連続台風の影響もまだ残っており、放水で水位が下がったり、
また、放水を止めると西湖からの流入水で再び増水するなど、落ち着かない日々が続いております。

bass1_1102.jpg

富士山も綺麗に冠雪しました。いよいよこの時期ですね。
ここのところ、早朝気温は2℃前後まで下がる時もあり、日中は高い日で15℃程度。
11月並みの気温の日もある河口湖です。

9月からの傾向なんですが、台風が連続通過した影響で水位の増減水が激しい秋となりました。
特に日本列島を横断した台風24号が雨風ともに強烈でした。
その後の大増水で溢れそうになった河口湖も、緊急的な大放水も終わり、水位もひと段落しましたが、放水を止めると増水してなかなか落ち着かない河口湖です。

まずは、今月の増減水からの様子をお伝えします。


10月1日 浜辺の様子

bass2_1102.jpg

連続台風通過。特に台風24号の増水により、一気に岸辺まで水が来ました。
一晩あたりでは、だいたい40cmの水かさが増え、その後は山からの水もあり、徐々に徐々に水かさが増しているのがわかりました。


10月8日 浜辺の様子

bass3_1102.jpg

そこから緊急放水により水門を2箇所開放して、一気に水を減らしました。
台風後の流入水ももちろんありますが、水門の開放により、わずか7日間で70cmの大減水を行いました。
台風直後はウィードエリアも水面まで1mぐらい距離がありましたが、そこからの減水で再びウィードは水面まで到達しました。


◆秋のXDクランキングゲームの開幕!!◆

SHOT OVER 7

もう毎年恒例で秋の安定のデカバスパターンになりつつある、ショットオーバー7によるXDクランキング。
今年の傾向としては、台風後に放水することによるクリアアップにより、沖目沖目へデカバスが回遊しているのが特徴です。

今シーズンはわりと湖上も穏やかで、爆風になる日も少ないので
「巻きモノゲームはどうかな~」。
毎日そう思っておりますが、少しでも風が吹いたタイミング、また、夕方のベイトが浮くタイミングで巻いております。

実際、朝から日中は、ウィードエリアやディープフラットをラバージグで釣ることが多く、ノーバイトの状況も多いです。
そこから15時を過ぎると一気に巻きモノ展開を試みます。しかも、スーパーディープ・マグナムクランク。

bass4_1102.jpg

まわりからも「一日中、ソフトベイト寄りの釣り方(ラバージグ・スモールラバージグのポークトレーラー)でノーバイトの状況で、
夕暮れラストタイムもバカデカいマグナムクランク展開で本当にいいんですか?」と言われます。
しかし実際、夕方になればなるほどベイトが浮きやすくなり、中層を回遊しているバスにとってより効率が良いのがスーパーディープクランクなんです。

bass5_1102.jpg bass5_1102-2.jpg

河口湖全体では、西湖からの放水の影響で流れができているので、沖目をベイトフィッシュが泳ぐ傾向がここ最近。
特にこういうベイトフィッシュが浮きまくっている映像は最高です。
例え水深が10mあっても、4~5mの中層で釣れることもあります。
そういった意味で夕方スピーディーにチェックできるのが、ショットオーバー7の強みですね。


ある日の夕方、
日中はラバージグゲームをメインになってみるもワンバイトあっただけでノーフィッシュ。
風向きが湖流と一緒になる"西風"が吹いたタイミングの15時過ぎに、ショットオーバー7によるXDクランキングをメインに展開。

その前座と言ってはなんですが、ショットオーバー5をまず投入しますが、
3~5mの"まだウィードが生えている"ミドルレンジではバスからの反応はなし......。

より深い"ウィードが生えていない"6~7mレンジのロックエリアをショットオーバー7で流すとすぐに反応が!

bass6_1102.jpg bass7_1102.jpg

まさしく"ショットオーバー7で狙いすまして釣った!"という価値ある1匹をキャッチ!!
トリプルフック3本の内、2本が上顎にガッチリ掛かっており絶対にバレない掛かりかたでしたね。


また別のある日の夕方、
モーニングバイトから午後イチまで、比較的デカバスのアタリが多い日で、この日は深い水深のボトム系ラバージグにデカバスが好反応で連発。
夕方になると、やはり、巻きモノゲーム展開で一発大物・デカバスを釣りたい。

秋の夕マヅメのタイミング 15時過ぎから、やはり【ショットオーバー7によるXDクランキング】をメインに展開。
午前・午後と釣れていたので比較的気持ちも楽だったので、釣れても釣れなくてもやりきってみることに。

この日の傾向として「全体的にレンジが深く、ベイトフィッシュに付いて回遊している」感じがしたので、
ディープフラットから一番近くのブレイク下にあるウィードを狙ってみることに。

今回のケースを具体的に言えば、沖側の水深は10~12mと深く、ディープフラットを回遊するベイトに一番近いブレイクが目安。
現在のウィードは 7m前後が一番深く、そのウィードに潜んでベイトを待ち伏せしているデカバスをXDクランキングで狙い撃ちするということです。

bass8_1102.jpg

これぞ!
スーパーディープクランク・ショットオーバー7のXDクランキングの醍醐味!!

bass9_1102.jpg bass10_1102.jpg

(207H:ホログラムフラッシングギル)

フロントフックにガッツリとバイトしていることから"最高の時合い"と"最高のレンジトレース"がガッチリハマった瞬間でもあります。
今回のやや深めのシチュエーションで"最高のレンジトレース"ができるのは、
ショットオーバー7の驚異的潜行深度が役立つ状況の証明とも言えるでしょう。


連日、あらゆるハードベイトを展開しているなかでも、
巻きモノ展開・ショットオーバー7で釣れるのは、だいたいビッグサイズ1本のみという釣果が多いです。
巻きモノでガンガン釣れるというわけでもなく、バイトが少ないという点では、
巻きモノには厳しかったかと思いますが、本気で信じてやり切ることで結果が出ます。

なかなか釣れなくても、日々投げ込んでいる事で、そのルアーの出しドコロがわかってくるという点でも、季節感の釣りと並行して勉強になります。
マグナムクランクなど、目新しいルアー。新しいジャンルのルアーでの釣りは、本当にバスフィシング本来の新鮮で斬新な面白さがあります。

ぜひみなさん、今年も河口湖のXDクランキングにトライしてみて下さい。釣れても釣れなくても。
合言葉は【信じて巻き切ってみよう】です 。


◆マグナムクランクのタックルセッティングについて◆

bass11_1102.jpg

さて、おさらいになりますが、ショットオーバー7のタックルセッティングです。
まず、必要なのはパワフルなロングロッドです。

オススメは、ロードランナーヴォイスLTT 690PHまたは、
ロードランナーヴォイス ハードベイトスペシャル HB680XHです。


◆ロッドのチョイス◆
私が個人的に愛用しているのは、LTT 690PHですね。
このロッドは、ショットストーミーマグナムシリーズ&ショットオーバー7のようなマグナムクランクはもちろん、
ガンタージグによるカバー撃ちから、ウエイトのあるダイラッカ38g、3/4~1oz.のヘビースピナーベイトのスローロールまで何でもできます。
いろいろなヘビー級ルアーが使用できる汎用性に優れたヘビーロングロッドです。


◆リールのチョイス◆
その1、ラインキャパシティの重要性

リールのチョイスですが、14~16lbのラインを100m以上巻けるローギアタイプのリールがオススメです。
なぜかというと、ショットオーバー7は安定姿勢でロングキャストを可能にする「キャスティングフィン」を搭載しています。
さらに、大きいウエイトによる重心移動も合わせたことで、無理せずに安定した超ロングキャストが可能になっています。

この"安定した超ロングキャスト"のおかげで"最高のレンジトレース"が生まれるのです。
その最高のレンジトレース=6~7mがターゲットの場合では、ルアーの助走が必要ですので、超フルキャストしなければなりません。

正直、ラインが75m巻きだと足りない時も出てくるので、しっかりと糸をたくさん巻いて、最大潜行深度を意識しながらクランキングします。
そういった理由で、太目ラインでも十分なキャパシティがある、深溝スプールを搭載したリールを選んでみましょう。


その2、ギア比の選択

リールのギア比は、ひとそれぞれ好みがあると思いますが、比較的ローギアモデルの5.8ギアを基準にします。
その前後のクランキングに適していると言われる5.5ギアや、ノーマルギアと呼ばれる6.2ギアぐらいでもいいですが、この辺はお好みですね。
巻きやすいのは、5.5ギアには違いないのですが、5.8~6.2ギアだと、クランクベイトの最初の水噛みと、潜り出しがいいかなとは思います。

さすがにギア比が7.0ぐらいのハイギアになると引き抵抗が強くなりすぎるのと、
ウィードに「軽くタッチした瞬間に浮かせる」などの小技も、ルアーが移動しすぎることで、ルアーが突っ込み過ぎてやりにくくなります。
極論を言うと、軽くタッチ、スタックどころか、ウィードを藻ダルマにしてしまって身動きが取れなくなるのもハイギアの気を付ける点です。

ただ、スピーディーなのはハイギアなので、ここのところは正解が無いと言ってもいいですが、
実績を考慮すると、やはりローギアがオススメですね。


◆ラインセレクト◆
ラインセレクトですが、河口湖ではフロロ14~16lbが強度的にも潜行深度を考えてもベスト。
ただ、河口湖のエリア別で言えば、溶岩帯のような擦れる状況の場合は、私はフロロ16lbを推奨します。
ですが、やっぱり14lbの方が潜ります。

どちらにしても、1キャスト中に溶岩質や岩などでボトムノックした場合、必ず1回のラインチェックは必須です。
大抵、フロロラインがざらざらしているので、このチェックをしてこまめにラインをカットして結びなおせば
ファイト中に切れたことはほとんどないですね。

また、中層をリトリーブしているような感じのキャストだとあまりラインチェックの必要はありません。
あくまでボトムノックした時にチェックしてみましょう。


◆使用しているタックルについて◆
最近のお気に入りタックルです。
リールのギア比は、ギア比5.5とローギアに設定して、ロングハンドル化することでマグナムクランクでも巻きやすくしております。
また、ローギアリールにすることで、ショットオーバー7のみならず、ショットストーミーマグナムにも流用できるのもいいですね。

<タックルデータ>
ロッド:ロードランナー ヴォイス LTT 690PH - Parabolic Heavy Versatile
リール:ローギア ベイトリール
ルアー:ショットオーバー7 または、ショットストーミーマグナムなど
ライン:フロロ 14lb

ショットオーバー7での釣り方は、一見簡単そうに思えても、タックルバランスが結構シビアな釣りでもありますので、ぜひ参考にしてください。
また、このタックルセッティングがバチッと決まれば、なんなくXDクランクも気持ちよく引けますし、
ショットストーミーマグナムやショットストーミーマグナムTDMも同タックルでイケちゃいます。

秋は巻きモノシーズン。
ぜひ、マグナムクランクタックルをワンタックル専用機に揃えてみて、実践してみてはいかがでしょう。
きっと、マグナムなルアーでマグナムな極太ビッグバスが釣れるはずですよ!!!


ブログ「タカヒロの河口湖ガイドで生きる道!!」