サンカクティーサンのネコリグでウィードレスに攻める!

足立貴洋
足立貴洋(ノリーズプロスタッフ 島根県在住)
フィールド:滋賀県 琵琶湖

みなさんこんにちは。ノリーズ プロスタッフのタカヒロ足立です。
5月下旬に、またまた琵琶湖・南湖に行ってきました。

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ゴールデンウィークから数えると約3週間振りで、どのように季節が進行したのか?
また、ウィードの生育具合はどうなのか? わくわくしての釣行となりました。

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今回は、土日での週末釣行となりました。
やはり、休日の琵琶湖はアングラーが多く、バスフィッシング人気をうかがわせます。

まずは、前回からのおさらいでウィードの生育状態を調べながらチェックしていきます。


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前回同様、私のサーチベイトはネコリグです。ちょっとセコイですかね(^^;;
でも、ネコリグはほどよい引っかかり感があり、横方向への釣りができ、効率よく食わせを演出できます。

テキサスリグやラバージグがほぼ"縦方向の釣り・点の釣り"であるのに対し、
スイムジグやネコリグ(ドラッギング)は、横方向にも引けるので広いエリアをサーチできます。

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基本的に使うルアーは、ラッテリーの1.3gネコリグです。
ベイトの映像は大前提として、魚探を見ながらウィードの生育状況(高さ)をみます。
そして、ウィードの密度は、ルアーによる引っかかり感を"手探"で探します。

いろいろやっていくうちに、ウィードが結構、もっさり気味に引っかかってくることが分かりました。

つまり!
ウィードがゴールデンウィークの時より成長しております!

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魚探でもハッキリ分かるぐらい伸び始めてきました。
ただ、3週間空いた状況で釣れるウィードを見つけるのはなかなか難しく、アタリは無し......

そして、1キャスト毎にウィードがもっさり引っかかる感じが釣りにならないと感じ、
ふと、閃いたのがウィードレスネコリグ。

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そこで、サンカクティーサンによる、オフセットフックのネコリグをやってみることにしました。
ただし! このセッティングにすると、ウィードや岩をかなり感じにくくなるのも事実。
なので、よりスローにスローに慎重に。

例えて言うなら、高比重ワームのノーシンカーリグをウィードや岩の上をズル引きするようなイメージで引いてきました。

シェイクなどはほとんどやらず、ロッドワークのみでのズル引きです。
スピード的には、蟻が歩くような速度ぐらいです(^_^;)

すると、これが大正解だったのか!?


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何回か流したエリアでも本当はバスがいたようで、次々にアタリが出て、琵琶湖らしいビッグサイズがヒット!!
今までバスが付近にいたのに釣れなかっただけ。

そこから閃いたこの釣り方。
これはもう、この時期のパターンフィッシング確定ですね。

その後は少し風が吹いてきて、水も撹拌されてきて、やや濁ってきました。
引き続き、釣れるエリアの雰囲気は最高で、ベイトフィッシュがぴちゃぴちゃしております。

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よくよく釣れるストレッチや水深を考えてみると、水深 2m以内がほとんどで、2.5mだと釣れません。
ベイトが2mラインの台地の上に乗っていたタイミングなのでしょう。

なので、魚探で自分が現場で作成した等深線ラインがキーポイントになります。
丁寧に丁寧に2mラインだけを航跡に沿って撃って行きます。

すると、やはり同じ釣り方でウィードエリア&ハードボトムをズルズル、ズルズル引いて来ると、再びバイト!!

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ファイト中は何度も何度もラインを出され、ドラグが火を噴きそうでしたが、ついに3kgフィッシュをキャッチしました。

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風が吹いてきて、少し水が撹拌されたかな?
そう判断した時は、表面に薄いブルーの光沢感があり、少しクリーム色のような
460:ゴマミミズがほどよいアピールになったようで、バイトラッシュとなりました!!

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この"ゴマミミズ"なかなか好調でして、グッドサイズが連発しました。
バイトも深い時も多く、ショートバイトからのスイープフッキングは、最高ですね!!

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夕方も好調で、締めのビッグサイズも出て、気が付けばサンカクティーサンでデカバス連打の一日となりました。


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今回、爆釣だったサンカクティーサンのセッティングになります。
まず、フックセッティングについては、だいたい#1/0のややワイドゲイブがいいですね。

今回はスローなズル引きでの使用で、アタリも弱く、
「コツコツ」や「コココココッ」みたいなショートバイトを、いかに少しだけ吸い込ませられるか、
からのカウンターでスイープフッキングをしてアワセる形になりました。
なので、フックアップ率も意識したやや外向きのフックポイントがいいですね。


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気になるシッポは、適材適所で切ります。今回はカットして使いました。

サンカクティーサンは、ラッテリーのようなザ・スタンダード・ストレートワームとは違い、
突き出したパーツがあり、それぞれが水流抵抗を受けてフォールが遅くなります。

なので、よりナチュラルに動かしたい。
サンカクティーサン自体に浮力があってもネイルシンカーをなるべく軽くして使用したい。
そういうイメージで使用したので、サンカクティーサン自体の抵抗を少なくして、
シンカーは軽めでも素早いフォールをするように意識しておりました。

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あとは、ワームのズレ防止アイテムも必須です。
ウィードに絡ませる釣り方ですので、岩やウィードに引っかかると、
オフセットのクランク部分からワームがすぐにズレますので、ストレス無く釣りをするなら使いましょう。


今回の適材適所でのカラーセレクトです。

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風が弱く、少し水がクリアーかな?
と判断した時は、ボトムと同系色のような317: ライトグリーンパンプキン ブルーFlk.がバイトラッシュ!!でした。



春先の定番カラーの459: スカッパノン ブルーFlk.もいいでしょう。こちらは、濁りにも強いカラーです。



少し風が吹いてきて、水も撹拌されてきて、やや濁ってきたな〜。と思ったら、
光沢感のある明太子のようなカラーの460: ゴマミミズ。



表面のブルーの光沢感が、ベイトの表面のぬめり感を表現しているかもしれません。


<カバー以外で使えるサンカクティーサンの出しドコロ>

ハッキリ言って、大前提としてカバーヘビネコ用のワームですが、フィネスに扱っても釣れます。

ネコリグで使用することで、水中では"立った状態"でボトムを這わせることができます。
サンカクティーサンが立った状態でウィードや岩場をウィードレスに引けます。
また、ゆっくり引く事でワームの各パーツがゆらゆらと揺れて、自発的に振動しているのもいいです。

例えて言うならウィードレス・ネコリグによるナチュラルドリフト状態ですね。

このテクニックは、あらゆる状況で通用すると確信が持てます。
今の時代、T字型のワームはまだまだ目新しいので、バスも興味津々だと思います。ぜひ、お試し下さい。



最後に、私が気にしているワームに関する話をさせていただきます。

バス釣りの遊び道具でもあるワームは消耗品ですが、ファイト中に吹っ飛ばされたり、湖底に落ちればゴミになります。
みなさん個々で必ずワームの回収を心がけるのと、バスが掛かってから吹っ飛ばさないのも心がけて欲しいと思います。

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サンカクティーサンなら、T字の根元が引っ張られて裂ける事もあります。
壊れる前に接着剤やライターで補修して強度を持たせたいですね。

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ラッテリーなどのネコリグも、必ずワームチューブを装着して、キャストや身切れで吹っ飛ばさないように。
あらゆることで"環境への影響"を意識すると、末永くバスフィッシングを楽しめると思います。
フィールドは共有のものですので、ルールとマナーを守って楽しく釣りしたいですね!