【ビッグシルエット+I字の動き】でビッグフィッシュを呼ぶ、フラチャット+レディーバランス!

渋谷 直隆
渋谷直隆(ノリーズプロスタッフ 三重県在住)
フィールド:三重県 各地リザーバー

長かった今年の梅雨もようやく明け、いよいよサマーシーズン本番ですね。
皆さんは良いゲームをされていますでしょうか?

今年はあまりの長梅雨でレイニーゲームばかりとなり、濁りと水温低下で苦労してばかりでした。
これからの夏本番も含め、この季節のゲームにおいては「本当は巻きでキメたい」と思っていても
様々な要因でうまくハマらないことが意外に多かったりするのではないかと思います。

しかし、そんな中でいつもクオリティーフィッシュをもたらしてくれるルアーがあります。
それが「フラチャットレディーバランス」の組み合わせです。

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今回は、私が一昨年の発売以降、困った時にいつも助けられている
「フラチャット+レディーバランス」についてレポートしたいと思います。


私が初めてレディーバランスを目にした時、田辺さんが『今年のイチオシ!』と仰っていたのがフラチャット+レディーバランスで、
『こういう大きなシルエットで、I字に近い動きがビッグフィッシュに効く』、
『14g以上の重めのフラチャットに背負わせて浅いところで速く巻く』と説明していただきました。

その時は何となく、「へえーそうなんだ」というくらいの感じで、正直まだピンと来ていなかったのですが、
実際に使ってみると、とにかく不思議にデカい魚が食って来ることを何度も何度も体験し、
今では「これはスゴイ」と実感しています。

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そして一昨年の時点ではまだ"出しドコロ"がよくわからないままに様々な状況下でただ投げまくっていたのですが、
昨年からは有効な状況が自分なりに整理できつつあります。


有効なシチュエーションのひとつは、
水に濁りがあって、水の色的には本来はクランクベイトを投げたくなるような状況。
それでありながら、晴れ渡っていたり風がなかったりして巻きでは難しそうに思える時が出番です。

弱めのアクションのクランクやスモールシルエットなクランクを入れてもバイトが出ないのに、
なぜかこんな大きなフラチャット+レディーバランスには食って来るという不思議体験?を何度も味わっています。

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もうひとつの有効なシチュエーションは、
良い風が吹いていて、ベイトが絡んで、典型的なスピナーベイト場と思えるのに
人為的プレッシャー等の理由で魚がブレードの波動やキラメキを嫌っているような時。
つまりスピナーベイトでは強過ぎてしまう時です。

この時は、単純に「ブレードがない弱いスピナーベイト」だと思って投げるようにしています。
これがまた効果バツグンで、ナゼかデカい魚が食って来ます。

いわゆる「巻きラバ」をよくやる人であれば、フラチャット本体がラバージグよりはアクションする分、
巻きラバよりは少し強めの位置付けと思っていただくと、より分かりやすいかも知れません。


使い方は、投げて巻くだけ。
表層を引いても良いですし、少しカウントダウンしてから中層を引くのも良いと思います。

スピードを意識してゆっくり引くとかは特に必要なく、
むしろミディアムスピード以上の比較的速めの方がよく釣れる印象があります。

田辺さんに最初に説明していただいた言葉そのままですが、
『ビッグシルエットだけれども動きはI字に近いアクション』がキーです。

レディーバランスという大きめのトレーラーを合わせることによって
フラチャットの動きがちょうど良い具合に抑えられてI 字に近いアクションとなり、
また、14g or 18gというウエイトの重めなフラチャットを用いることにより
不要な浮き上がりを抑えて一定レンジをスピーディーに引けるわけです。

あとは、今年の長梅雨や、あるいは晩秋のような水温低下であまり速いスピードに魚が追い付けない時には
ボトムまで沈めて巻く、いわゆるスローロールのような使い方でも良い結果が出ています。

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最後にカラーについてですが、
シルエットが全体的に長く大きなルアーのため、色によって反応がかなり変わります。
なので、カラーセレクトは非常に重要と考えています。

私の場合は、自分の中で好きな組み合わせが5つありますので例としてご紹介します。

① HC15:ライブワカサギ or HC21:スモーキーシャッド + 178:シュリンプ

HC15:ライブワカサギ
HC21:スモーキーシャッド

178 シュリンプ178:シュリンプ


② HC03:グリパンバーサタイル or HC10:タフタイムオレンジインパクト + 004:ウォーターメロン ブラックFlk.

HC03:グリパンバーサタイル
HC10:タフタイムオレンジインパクト

004 ウォータメロン ブラックFlk.004:ウォーターメロン ブラックFlk.


③ HC12:アメザリブラック or HC17:アメザリレッドベリー + 269:ライブワカサギ

HC12:アメザリブラック
HC17:アメザリレッドベリー

269 ライブワカサギ269:ライブワカサギ


④ HC24:ライブゴールドアユ + 317:ライトグリーンパンプキン ブルーFlk.

HC24:ライブゴールドアユ

317 ライトグリーンパンプキン ブルーFlk.317:ライトグリーンパンプキン ブルーFlk.


⑤ HC19:ブラックブルーパープル + 467:ブラック ブルーFlk.

HC19:ブラックブルーパープル

467 ブラック ブルーFlk.467:ブラック ブルーFlk.


上記の5パターンを水の色で使い分けて行きます。

①と②は水が比較的クリアな時のチョイスで、
①は最もベイトフィッシュを意識した水になじむ組み合わせ。
②は地味にしたいけれどもシルエットをある程度浮き立たせたい時に用います。

③と④は濁り気味の水の時に用い、③がうす濁り、④はやや濁り くらいの時にマッチするイメージです。

⑤は強く濁った際にシルエットをハッキリ出したい時のセレクトです。

このように、私の場合は基本的にはスカートとトレーラーの色を合わせて、
シルエットが大きい分、レディーバランスの色はやや地味めのカラーでまとめることが多いです。

フラチャット本体にもレディーバランスにもいろいろなカラーバリエーションがあり、
どのように組み合わせるかもこのルアーの楽しさのひとつだと思いますので、みなさん各自で試してみていただければと思います。
追加される新色もとても楽しみにしています。


なお、タックルについては、
かなりしっかりしたロッドでないとフッキングがきちんと決まらずバラシが多くなるように感じています。
MHパワー以上 + 14~16lbラインは必須と思っていただいた方が良いと思います。


ということで、フラチャット+レディーバランスについてレポートさせていただきました。
チャターは小さめのトレーラーでコンパクトシルエットにして使うことに慣れておられる方々も多いかとは思いますが、
大きさ・長さにビビらずに投げてみていただければと思います。

特に夏~秋にかけて、巻きで成立しそうな(成立させたい)場なんだけれども何を投げても来ない
というような時にトライしてみてください。
結果が出れば、そこからだんだんと自分なりの出しどころが理解できてくるんじゃないかと思います。

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さんざんいろいろローテーションして投げた後なのに、
なぜかこのルアーにはデカい魚が思い切り食って来る、そんな不思議な体験をぜひ味わってみていただければと思います!


<タックルデータ>
ロッド:ロードランナーヴォイスLTT 620PMH / 6100H
※ショートキャスト主体の時は620PMH、
ロングキャスト主体の時は6100Hという感じで使い分けています
ライン:フロロ 14~16lb
ルアー:フラチャット 14g / 18g + 5.8"レディーバランス


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「ShibuyaのLONG WAY TO STRONG ~ 強いフィッシングパターンへの道 ~」
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