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トーナメント勝利へのキーワード

「橋本敏昭」
マキエ術

橋本 敏昭 
はしもと としあき

1948年宮崎県生まれ。現在延岡市在住。24歳から本格的な磯釣りを始め、宮崎県北部一帯をホームグランドとして九州全域に釣行。「価値ある1尾」「シンプル・イズ・ベスト」のテーマの下、「グレ一筋」を信条にグレを追い求める。グレの自己記録は男女群島で仕留めた71cmのオナガ。グレ磯ロイヤルカップ 第2回準優勝、第3回優勝。第6回WFG優勝。'98年GFG九州地区グレ釣りチャンピオン戦優勝。第18回G杯争奪グレ九州大会優勝。GFG宮崎県支部長、釣研FG延岡支部長、がまかつ会延岡磯研事務局長、全九州釣ライター協会幹事、東レ、がまかつ、釣研フィールドテスター、マルキューインストラクター。

トーナメントでのマキエには3つの大きな目的が…
配合エサ選択の基準と海水注入時の注意点
「イワシパワーグレ遠投」が加わったことで…
そこで私のブレンドとマキエワーク
ブレンドパターン

トーナメントでのマキエには
3つの大きな目的が…

 ”グレを釣るか、釣れないかはマキエ次第”とはよく耳にすることばですが、それがトーナメントであればなおさらにマキエの重要性は大きいと言えます。もちろん状況にマッチした適切な仕掛けと、ポイントの選定や潮を観る目などトータルなテクニックも大切には違いありませんが、トーナメントでは試合時間が決められており、その限られた時間内に対戦相手よりも多く釣らなければ勝ちはありません。
 つまり、トーナメントでのマキエの役割と重要性を要約すれば、対戦相手よりも早く自分のエリアにグレを誘き寄せることが第一目的で、第二にグレの活性を高めること、第三に付けエサをカモフラージュすること、の3つにあります。
 これらの条件を可能にするのがオキアミにブレンドする配合エサで、今日の釣りでは配合エサなくしてマキエを語ることは到底考えられません。

配合エサ選択の
基準と海水注入時の注意点

 そこで、その配合エサを選ぶ基準ですが、瀬際狙いか、遠投狙いか、浅ダナ狙い(半遊動仕掛け)か、深ダナ狙い(全遊動仕掛け)か、自分の最も得意とする釣りスタイルに順応できるようなものを選ぶことが大切です。
 ただ、トーナメントによっては主催者側から配合エサを支給されることも往々にしてありますので、この配合エサの性質を理解し、上手に使いこなすことも必要でしょう。
 どんな配合エサを使うにせよ、マキエを作るときに決して海水を入れ過ぎてはいけません。びちゃびちゃに仕上がったマキエはどうにもなりませんが、固めに仕上げたマキエは後からどうにでもなります。ふだんは失敗しない単純なことではありますが、トーナメントのあわただしい時間内ではつい犯しやすいミスの一つです。
 昨年と今年のオールジャパングレ磯ロイヤルカップと釣研のWFGは連続優勝で終えることができましたが、このときの配合エサはいずれも主催者側で用意されたものを使いました。某社とマルキューの製品でしたが、幸いにして「グレパワーV9」も準備されていましたので、意のままのコントロールと思う存分なマキエワークのおかげで、V2を達成できたのではないかと思っています。

「イワシパワーグレ遠投」が
加わったことで…

 九州で生まれ、九州で育った「グレパワーV9」、その実力と実績は高く評価され、今では全国にその名を知らしめておりますが、その「V9」に勝るとも劣らない配合エサ「イワシパワーグレ遠投」がデビューしました。これは先輩の「イワシパワーグレ」の摂餌効果をそのまま譲り受け、強力集魚はもとより一段と活性効果を高め、遠投力も先輩以上に強化されています。
 私はこれをベースに「グレパワースペシャル寒グレ遠投」と「活性起爆材・グレ」をブレンドして使っていますが、その相乗効果から生まれてくる集魚効果とまとまりの良さは他の追随を許さないものがあります。
 この3種の武器に加えて「グレにこれだ!!」と、雨や飛沫などの全てのアクシデントに対応できる「パワーレスキュー」を常備していればまさに全天候オールマイティータイプのトーナメント専用マキエと思っています。
 また、「活性起爆材・グレ」の小さな粒子は確実にオキアミ同士をつなぐ働きをしますので遠投力もアップし、思い通りのコントロールを約束してくれます。

そこで私のブレンドと
マキエワーク

 これらの配合エサを使った私のブレンドは、オキアミ6kg(2角)に対して、「イワシパワーグレ遠投」を半袋、「グレパワースペシャル寒グレ遠投」を1袋に「活性起爆材・グレ」1袋が基本のパターンです。オキアミ1.5kgはキタマクラ対策用にほぼ原形を残したまま混ぜ合わせています。
 トーナメントでは試合前に港でマキエを作るのが通常ですが、その場合、釣り場の海況は分かりませんので、海水は入れずに混ぜておき、釣り場で海水を注いで状況にマッチした固さに仕上げるようにしています。
 たとえどんなに素晴らしい一級ポイントであっても、どんなにバランスの良い仕掛けであっても、どんなに集魚効果の高いマキエであっても、マキエの打ち方を誤れば釣果に差が出るのは当然で、”たまたま釣れた”ではトーナメントを勝ち上がることは困難です。ですからトーナメントでは特にマキエワークが大切なのです。
 私はマキエの基本は付けエサとの同調が一番大切と考えていますが、簡単そうで意外と実践できていないのが現状のようです。特にエサ取りが多いポイントではこの傾向が高まるようで、マキエに木っ端グレなどのエサ取りが群らがってくるとどうしてもマキエと付けエサを意識的にずらす釣り方になってしまいます。
 この釣法も確かに効果はあるのですが、エサ取りの下には必ずキープサイズのグレもこぼれエサを拾いに来ているはずです。こんなときにこそタナを浅くしてエサ取りのど真ん中目がけてマキエを打ち込み、仕掛けもマキエのど真ん中に振り込んでみてはいかがでしょうか。この釣り方では思わぬ好結果を招いたことも何度かありまして、エサ取りを恐れない果敢な攻めも時としては有効な手段の一つとなりうるのです。
 タナが浅い場合にはマキエと付けエサの同調は比較的容易に行えますが、潮流がめっぽう速かったり、風が強かったり、また最近のように竿2本以上の深ダナを狙わなければ釣れないときなどは、同調させることが著しく困難になります。
 そんなときには潮流の強さや向き、風の具合などを計算して間断なくマキエの追い打ちをすることで対処することになります。ところがトーナメントではマキエの量に制限がありますので、試合時間とマキエの量、それにマキエヒシャクのカップの大きさを計算して打たなければ、マキエの切れ目イコールグレの切れ目にもなりかねません。
 また、注意しなければいけないのは、潮上のポイントから竿を出すときで、しっかりと潮筋を読んでマキエの投点を決めなければ、潮下の対戦相手のためにマキエを撒いてやっているようなものです。
 いずれの場合でも相手のエリア内に故意にマキエを打ち込んだり、相手を妨害するようなマキエは論外で、マナーを守りフェアに戦ってこそ模範的なトーナメンターなのです。

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