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話題の「チヌパワーG2」特集!口太&尾長グレ攻略「配合エサ活用法」
大知 昭 比重が軽い・拡散沈下・遠投性抜群 チヌ釣りに「夢の配合エサ」誕生!
川原直毅 上層・中層・下層を迎撃! 「チヌパワーG2」使い方マニュアル
高園 満 多彩な“良さ”を抱いて 待望の配合エサ「チヌパワーG2」が登場!
ビッグ座談会 in 八丈島 口太&尾長グレ攻略のための 「配合エサ活用法」
川原直毅(かわはら なおき)

1954年福岡県生まれ。四季を通してチヌを追い、マイペースで全国を釣り歩く。卓越したチヌ釣り理論と実践には定評があり、瀬戸内、東北のウキフカセ釣りブームの立役者でもある。釣り雑誌、新聞への執筆の傍らウキの考案、釣り具の商品企画など、その活躍は多才。全九州釣ライター協会幹事、浮子研一流会主宰、ボナンザ技術顧問、釣研インストラクター、オーナーばりフィールドテスター、三菱化学オフィシャルアドバイザー、マルキューインストラクター。
上層・中層・下層を迎撃! 「チヌパワーG2」使い方マニュアル
その特徴をうまく使うことであらゆる釣り場に対応可能!
 チヌは生息域の諸条件によってその習性が若干異なりますが、“オキアミ+配合エサ”の釣り方が一般的になった今日、チヌのウキフカセ釣りではチヌのマキエに対する反応も速くなっています。たとえば足元から15m以上のドン深の釣り場でも、マキエが効いてくるとウキ下が竿2本以内のタナで食ってきます。
 これにはもちろん潮の条件(超トロ場、緩流、急潮)、水温(低水温、適水温、高水温)、チヌの活性(極めて渋い、低い、普通、高い)などが影響しますが、「チヌパワーG2」の特徴をうまく使えば、ほぼあらゆる釣り場に対応できるでしょう。
 潮の条件については、本流がビュンビュン飛ぶような急潮や激流では、マキエを効かせるポイントの遠近、仕掛けとのマッチングにかなりのテクニックが要求され、難易度の高いチヌ釣りとなります。
 また、水温が11度以下の低水温下では「チヌパワーG2」単体の配合エサでは苦戦することがあります。
 このような場合は、チヌの遊泳域に一気にマキエを効かせ、チヌが潜んでいそうなポイントを直撃して食い気をそそるようなブレンドが、速効性もあり効果的となります。
プラスαの配合エサ使用であらゆる状況に対応可能!
 私のチヌ釣りは釣り場の水深、水温、配合エサのブレンドによって仕掛けを組み立てていきます。
 水深は狙うタナが竿1本以内、2本程度、それ以上…が目安です。
 水深が竿1本以内であれば、固定仕掛けに「チヌパワーG2」単体の配合エサで十分です。仕掛けはGT−EXのG2サイズがマキエとの同調にベストマッチです。仕掛けの沈み速度は「チヌパワーG2」の拡散沈下速度に合わせるように、ハリスに打つガン玉G6〜G8で調整します。もっとも付けエサのオキアミもスーパーハード加工された「くわせオキアミスーパーハード」を使用するなら、ガン玉も不要となるケースが少なくありません。
 これに対して、ドン深の釣り場や本流が走る釣り場で、マキエにチヌが簡単に浮いてこない場合は、仕掛けと配合エサを使ったマキエもパターンを変えなければなりません。 「チヌパワーG2」はチヌの食いを上ずらせてくれます。これは「チヌパワーG2」に限ったことではありませんが、深ダナではこれにプラスαの配合エサを使用することによって、ほぼあらゆる状況に対応することができます。
  私は深場や本流が走る釣り場でも、チヌの食うタナをウキ下竿2本程度までに設定してポイントを攻めるようにしています。仕掛けもそれに対応させてGT−EX5B(Mサイズ)〜1号(Lサイズ)にアンカー水中0.5〜1号をセットしています。
比重の軽い「チヌパワーG2」はオキアミの沈下速度と相性がよい
「チヌパワーG2」の比重は、私が使用する「チヌパワー」「チヌパワームギ」「練りエサ釣法チヌ」「チヌパワースペシャル」「オカラだんご」などの定番商品のなかではもっとも軽く、オキアミと配合した際にオキアミの沈下速度とたいへん相性がいいのです。すなわち付けエサをマキエと同調させやすいように仕上がっています。
「チヌパワーG2」の“G2”はガン玉のG2サイズの比重を意識しているのでしょうから、マキエの沈下速度に付けエサを合わせて送り込む仕掛けが違和感がないのでしょう。仕掛けを送り込むときに、付けエサからウキまでのハリスがある程度張り気味にしておかないと、チヌの微妙な前アタリはなかなか取れません。もっとも、チヌが付けエサをくわえて反転、もしくはハリ掛かりしていれば別ですが…。
浮かせて狙うときの配合パターンタナを9m上げたケースもある
オキアミに「チヌパワーG2」を配合するだけで、チヌが簡単に浮いて釣れてくれるのであれば、これほど楽なチヌ釣りはないでしょう。だが、釣り場の状況を考慮すると、潮はやはり超トロ場、本流でも緩流が釣りやすく、それらのエリアではマキエと仕掛けの同調時間のタイムラグを防ぐことができます。
たとえば、乗っ込み期から晩秋のころまでは「チヌパワーG2」の配合エサ単体での使用も可能ですが、乗っ込み終盤からはエサ取りも活発となるため、前記したエリアでは2〜3種類の配合エサのブレンドも重宝します。たとえば「チヌパワーV9」や「チヌパワーV9遠投」は、宙層狙いの「チヌパワーG2」の特長を引き出してくれます。
 また、エサ取り対策を兼ねての釣りとなると、私は「練りエサ釣法チヌ」を配合します。マキエの沈み速度は若干異なりますが、いずれの配合エサもチヌの活性を高めるし、チヌの就餌するタナを浅くしてくれます。これは「練りエサ釣法チヌ」に入っている4種類の粒が、エサ取りのバリアを通過して本命のタナにマキエを届けてくれるからです。いずれの配合エサも遠投性が高く、マキエのまとまりも抜群です。
 エサ取りの行動パターンと潮の動きを見ながら、マキエを広範囲に打つかピンスポットで打つかは、状況しだいです。
 先日、今季チヌの食いがいまひとつの五島玉之浦へ釣行した際、まったく釣れていないポイントへ入りました。釣り開始時は「チヌパワームギ」「練りエサ釣法チヌ」を配合して、50cmオーバーのチヌを拾い釣りしましたが、マキエが効き始めてから私は「チヌパワーG2」に替えてマキエを作り直しました。効果はてきめんです。チヌはすでに撒いたマキエに上ずっており、「チヌパワーG2」がチヌの就餌するタナを4ヒロの浅ダナまで浮かせてくれました。狙ったポイントの水深は15mですから、なんと9mも浮いてきたことになります。
深いタナを探るときの配合パターン付けエサとの同調を基本において!
「チヌパワーG2」の効果は、チヌの就餌範囲を浅くしてくれるところにあります。徐々にマキエが効いてくると、チヌも上ずって浅ダナへ浮いてきます。しかし、足元からドン深の釣り場では、時期にもよりますが、そう簡単には浮いてきません。こうなると、「チヌパワーG2」の効果を引き出しながら深ダナを探らなければなりません。
 単純には、比重のある「チヌパワースペシャル」などを配合すればいいのですが、マキエと付けエサの同調を基本におくと、「チヌパワームギ」「練りエサ釣法チヌ」などが、マキエを多層に行き渡らせるという点では効果的です。
 魚影の濃い瀬戸内や九州の釣り場なら、マキエにもそんなに神経質にならなくてもいいのでしょうが、チヌの習性を知った上で配合エサを使うことは極めて重要です。マキエの濁り、配合されたムギ、粒などの沈下にはルアー効果もあります。これらはマキエの相乗効果をアップさせるものです。とくに深ダナでは、これらいずれかの効果が、チヌの就餌を促進しているわけです。 前記とは別の機会に五島玉之浦でのこと。水深20m以上の釣り場で50cmオーバーのチヌを次々と釣り上げましたが、海面でチヌは最後の抵抗を見せながら、大きな口からマキエの粒、ムギ、配合エサの固まりを吐き出していました。ちなみに、この時の私のウキ下は5m竿で竿2本ですから、じつにチヌは10m以上も浮いてマキエ、付けエサを食ったことになります。
遠投が必要なときの配合パターン水加減の調整と追加配合によって
「チヌパワーG2」はオキアミと配合して水加減を調整すれば、マキエの固さも好みに仕上がります。これだけでも遠投性は十分にあります。  また「チヌパワーG2」の配合エサは、時間が経つとマキエ全体がしまって固くなるので、時折りマキエ全体をマキエブレンダーなどで攪拌して、均一なマキエを保つことが必要です。 さらに遠投力を高めたい時には「チヌパワーV9遠投」「チヌパワー」などを追加配合するといいでしょう。
活性を高めたい時
※「チヌパワーG2」をベースに、「チヌパワーV9」や「チヌパワー」を追加配合する。
マキエワークと仕掛けの投入リズムとインターバルがキー
「チヌパワーG2」は拡散性も高いので、広範囲にマキエを打つときにはヒシャクで空を切るようにして、潮上から潮下に直線状にするといいでしょう。
 エサ取りが少なければ、マキエの中に仕掛けを入れます。エサ取りが多ければ、マキエの投入地点よりさらに沖側に仕掛けを入れて、マキエでエサ取りをくぎ付けにしておいてから、仕掛けをゆっくりと手前に引いてマキエの延長線上を釣るようにします。
 その他の攻め方として、マキエをある程度ピンスポットで投入し、マキエとサンドイッチにして仕掛けを流す方法、仕掛けを潮上に投入しておき、マキエ投入地点ではすでに狙うタナをキープさせる方法、潮下に仕掛けを入れてマキエと仕掛けを合わせる一般的な方法などがあります。
 ピンスポットのマキエは、マキエの帯を作るようにある程度のインターバルをおいて投入します。また、マキエの投入パターンを作るので、仕掛けをひと流しするごとに、このマキエ投入のリズムを作るようにします。
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