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鯉釣り
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吸い込み・ウキ釣りエサ
2020年3月26日発売
巨鯉Ⅱ
吸い込み用ベースエサの王道
まとまりがあって握りやすく遠投性に優れ、着底後は素早くバラけてポイントを形成します。粒素材を多く配合し高比重に仕上がるため、ジャミに強く流れにも負けません。着底すると白い濁りが拡がって巨鯉の警戒心を解き、“キララ”が視覚的アピール。動物性と植物性の素材をバランスよく配合し、発酵素材のうまみ成分が大物を強力に寄せます。
内容量 製品番号 JANコード
2,500g 1393 [8] 4905789013936
開発秘話

2019年春のこと。Y研究員は考えていた。
「巨鯉」も発売から25年。(1995年4月発売) 発売当初と鯉釣りを取り巻く環境は明らかに変化している。
それに合わせて「巨鯉」も進化させなくてはいけない。

「メーターオーバーという釣り人の夢を叶えるために、「巨鯉」のリニューアルを急げ!」

これが鯉エサ開発担当のY研究員に課せられた責務だった。

ただし「巨鯉」は全国で数々のメーターを仕留めたられた、
鯉釣り師から最も信頼される製品。
「巨鯉」という名前をつかうには「巨鯉」コンセプト継承が重要となる。

それは
一つ、荒い粒子が多く配合され、ジャミにも食われにくく大型が来るまで待てること。
一つ、荒い粒子が多くても握って投げやすく単品で使えること。
一つ、動物性と植物性の原料がバランス良く配合されていること。

また「巨鯉」は素材を発酵させて集魚性アップという当時一斉を風靡した特徴を持つ。
従って
さらに一つ、何か発酵素材の集魚性が不可欠。

Y研究員は早速、滋賀県の木村インストラクターに早速電話で相談。
木村インストラクターは琵琶湖にこの人ありと言われる鯉釣りの巨匠。ダンゴを使った吸い込み釣りでは関西随一と言っても過言ではない。
快く引き受けてくれた木村インストラクターから出た要望は2つ。

❶ 握って投げやすくても、着水後のバラケ性は「巨鯉」よりももっと早くしたい。
着水後30分以内にバラケる事で、即効でポイントが作ることができる。 手返しが早くなり、またその分早い当たりも期待ができるようになる。 昔のように1回の釣行に何日もかける釣り人は少なくなり、逆に日帰りの釣り人も増えた。そのような中では、早くポイント形成してアタリを出せることは重要な要素になってきている。

❷水中で白い濁りがでて、周囲の鯉に強烈にアピールする特徴をプラスしたい。
魚が遠くからでも見つけやすくなる上に、警戒心を解き魚がエサを食べやすくなる。特にメーターを超える鯉は長い年月生きているだけにすこぶる警戒心が強く、いかに口を使わせるかが大型を狙う鯉釣り師のノウハウとも言える。また木村氏のメインフィールドの琵琶湖では近年藻が増えており、そこにポイントを作るには「目立つ」という事が非常に有効な手段になる。

二人の熱い会話は2時間にも及んだという。
また木村インストラクター曰く、この時代お父さんのお小遣いは厳しくなる一方。できるだけリーズナブルな価格に抑えて、しかもチャック袋を採用できれば使い残しても持ち帰りが簡単。きっと喜んでくれるはず!

Y研究員と木村インストラクターの基本コンセプトは固まった。
「お客さんの事を考え、手に取りやすい価格でありながらも、今までよりも使いやすく、釣れるもの」

早速Y研究員は「巨鯉」のレシピを参考に、試作を開始。
しかしどうやっても元の「巨鯉」と見た目やスペックが似てしまう。
それだけ「巨鯉」という製品の完成度が高かったことは言うまでもないが、これを超える次のロングセラー製品を目標としている以上、妥協はできない。
木村インストラクターからのダメ出しの日々。
そこでY研究員は今までの「巨鯉」のレシピを捨て、今までマルキユーにはない新しいベース素材を探そうと考えた。

研究室でのベテランH研究員。
チヌ・グレといった海エサのスペシャリストである彼に相談。この日から二人の原料探しの旅が始まる。
苦心の末に見つかったのが穀物系素材『P』。
この素材は粒子が粗目なのに粘りがあり、まとまりが強いというまさに今回のコンセプトで理想とする素材。
さらにY研究員はH研究員のチヌエサレシピから濁り原料『S』を流用。
また発酵素材『K』”も採用。“時短”という現代において“ねかせて発酵”という手間を省き、しかも同じような集魚性をだすことにした。

さてこれら3つの素材によって一気に完成に近づいたかと思われた試作だが、“握りやすさ(粘り)”と“早いバラケ性”は相反している特性。このバランスを導きだすことは至難の業。
季節は既に春から夏になり、毎週毎週無数のサンプルが木村インストラクターに送られ、週末だけでなく平日までもテストは繰り返された。

季節は進み秋。鯉釣りには絶好のシーズン到来。
木村インストラクターからの要請もあり、Y研究員ははるばる琵琶湖まで赴くことになった。
竿を出す横で電子天秤と大量の原料を持ちこみ、木村インストラクターに握って投入してもらっては1%単位で微調整を繰り返すY研究員。そんな中の会話で、ある素材が木村インストラクターの目をとめた。
「Yさん?そのキラキラ光る素材は何?」
「キララって言います。海の撒き餌では一般的で、キラキラと水中で漂って結構効果あるんですよね」
「そ!そ!それだ!何かもうひとつ特徴を追加したかったんですよ!早速入れてみて下さい!」
試作ダンゴを足元で確認すると、まさに白い濁りとキララが神秘的に濁りを演出している。
「これだけ大きなフィールドでは、エサをいかに目立たせるかが非常に重要なんだよね。Yさんのお蔭で最高のエサが完成した!ありがとう」
帰りの駅のホームでY研究員が一人嬉し涙を流していたのは、ここだけの話し。
製品のスペックは決まった!

しかしここで当時の「巨鯉」開発担当S研究員から “「巨鯉」は発酵させられなければ巨鯉と言えない”という意見が突きつけられる。
“発酵菌”を加えることは簡単だが、素材全てが変わった「巨鯉Ⅱ」が理想通りに発酵するのか。
水を加えて恒温装置に入れ、毎日混ぜては観察するY研究員。
はたから見ればヌカ漬けを混ぜているようにしか見えないが、 混ぜては腐ってを繰り返す。
腐るのと発酵は大きな違いがあり、甘く魅惑的なものにするのは難しい。

試行錯誤のうえ、今回の商品について理想とする“発酵”状態を作る条件もある程度つかんできた。
当然、専用の醗酵部屋があるわけではなく 気温、湿度など自然の状態で発酵させるため、100%という事はないが、水分は標準のエサ4:水1で練り、発泡スチロールなど温度が保てる容器に入れて毎日ヌカ漬けのように1日に1回位かき混ぜて空気を入れてやる。これを繰り返すと数日でアルコールの様なさわやかな酸味のある醗酵臭を出すことができるようになった。いかにも美味しそうな香りがでている。
自信のサンプルを木村インストラクターに送った。
サンプル番号も3ケタに届こうという頃。返ってきたのは「最高です」のGOサイン。
全てが整った。

そして、いよいよ最終段階に突入した。
●量目は巨鯉と同じ2.5kg。定番だった内容量は少なくなってはいけない。
●コンセプトの通り価格も控えめに設定しながらも、チャック付きのパッケージも採用し利便性も向上。
●ネーミングは「巨鯉」を踏襲し「巨鯉Ⅱ」に決定。さらにパッケージデザインも継承しながらも新たな「濁り」をイメージしたものに。

まさに「巨鯉」を超えた「巨鯉」ができあがった。

ところが皮肉にも時は既に初冬。新たな製品を持ちこんでの動画撮影には遅すぎた。
琵琶湖というフィールドは大型の宝庫である一方で、全く釣果にも恵まれないことも少なくない。これが冬となれば尚更。滋賀県は日本海側から寒気が流れ込み、年に数回雪も降るほど寒くなる。
コロナウイルス終息後にはまた動画配信を予定しているが、ぜひ皆さんもこの「巨鯉」を超えた「巨鯉Ⅱ」でメーター鯉を釣っていただければ幸いだ。

関連動画
作り方~水中編 実釣編 「琵琶湖 巨鯉の掟」~木村元一が語る理想の吸い込み釣り~
作り方

主原材料・栄養成分・保存方法
主原材料 穀物加工品、菓子粉、麦、トウモロコシ、鉱物、魚粉加工品、しょうゆ粕、大豆、パン粉、糟糠類、キララ、乳酸菌製剤
栄養成分 粗タンパク9.7%以上、粗脂肪3.1%以下、粗灰分23.0%以下、炭水化物75.5%以下
保存方法 直射日光・高温多湿を避けて保存してください。
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