『ネオへら2007』第5戦2007.09.27/埼玉県・椎の木湖 | |
9月27日(木)、「ネオへら2007」最終戦が、埼玉県の椎の木湖で行われた。 今回の最終戦は、総合二連覇の偉業を狙う、現時点でランキングトップの戸井田選手、亀山戦優勝でトップ争いに割って入った、現在2位の石井忠相選手、椎の木湖に絶対の自信を持つ燃える男、現在3位の石井旭舟選手によるトップ争いが見どころとなった。 池の状況は、前線接近に伴う気圧変化や大幅な気温変動など、時間ごとにコンディションが変化する気難しいものとなった。参加選手たちは皆、最終戦優勝を狙い、両ダンゴの釣りでのスタートが多かったが、池の変化を敏感に察知した忠相選手は、早めにチョ ーチンウドンセットに釣り方を変更。選手たちの釣果が伸び悩むなか、確実に枚数を重ね、トップを独走となった。 トップ争いのなか、戸井田選手は1m両ダンゴ、旭舟選手は9尺チョーチン両ダンゴで釣果が伸び悩んでおり、昼の時点で忠相選手は50kgオーバーと15kg近い差を両者につけていた。この時点で、年間ポイントランキングは忠相選手が逆転。このまま逃げ切るかと思いきや、3号桟橋で行われていたオープン大会が13時で終了した途端、池の状況が激変。ウキが激しく動き出し、池本来の大型も顔を出すなか、両ダンゴの選手たちが、猛烈にセット組を追い上げる状況となった。 15時30分の納竿の結果、優勝は11尺チョーチン両ダンゴで脅威のマクリを見せた小澤選手で64.4kg、2位は終了寸前までトップを維持していた忠相選手で62.5kg、浅ダナ両ダンゴで追い上げを見せた伊藤さとし選手は62.2kgで3位フィニッシュとなった。 年間優勝を狙う戸井田選手は中盤から8尺チョーチン両ダンゴに変更し、13時から猛チャージを見せ、執念の55kgで8位。この結果、忠相選手に7.2ポイント差をつけ、戸井田選手の総合二連覇が決定した。 なお、今回の会場では、来年度のネオヘラ本戦参加資格が得られるオープン大会も同時に開催された。 |
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1位 小澤篤成 | ||||
竿:11尺 釣り方:チョーチン両ダンゴ 道糸:将鱗スーパープロフロロ1号 ハリス:ダンへら名人0.5号(50cm−65cm) ハリ:上下バラサ8号 ウキ:自作発泡ウキ PCムク ボディー7.5cm 「ガッテン」3+「パウダーベイトヘラ」1+「バラケマッハ」1+水1 ※手水でやわらかくしながら使った。後半はやっとナジむくらいのエサが良かった。枚数は75枚。 |
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2位 石井忠相 | ||||
竿:8尺 釣り方:チョーチンウドンセット 道糸:デュエルフロロ底釣り1号 ハリス:エックステックス上0.5号、下0.4号(10cm-50cm) ハリ:上セッサ8号、下セッサ4号 ウキ:忠相ツアースペックV改8番 [バラケ]「バラケマッハ」400cc+「GTS」400cc+「浅ダナ一本」200cc+「粒戦」50cc+「とろスイミー」30cc+水250cc [くわせ]「特選わらび彩」 |
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3位 伊藤さとし | ||||
竿:8尺 釣り方:1.1メーターの両ダンゴ 道糸:将鱗へらスー パープロプラス0.8号 ハリス:将鱗へらスーパープロプラス0.4号(15cm−21〜24cm) ハリ:上下バラサ4号 ウキ:扶桑ファイナリスト4番 ムクトップ 「ガッテン」2+「特S」1+「バラケマッハ」1+水1 ※「感嘆」をパラパラ。 |
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