つれるエサづくり一筋、マルキユー株式会社
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MARUKYU エコレポート

女性ならではの視点から生まれた「アミ姫」

 海釣りの中でも、老若男女みんなが楽しめる釣りとして人気のサビキ釣り。
 コマセカゴにアミエビを入れて釣る方法が一般的ですが、冷凍になっているアミエビを解凍する手間や、アミエビ特有の匂いが手に残ってしまうなど、使い勝手に問題がありました。
 マルキユーではそれらの問題点を解決すべく「サビキ君1kg」「ハイパワーアミエビ」「アミサビキ」など工夫を凝らしたサビキ釣り用配合エサを発売してきました。
 そんな中、もっと便利に、もっと釣果の上がる新しいタイプのサビキエサとして誕生したのが「アミ姫」です。

ユーザー目線の徹底


 簡単に、手軽にサビキ釣りができるようにと開発してきたサビキエサシリーズですが、さらなる進化のために新製品開発プロジェクトを始動。なんと社内の女性社員だけで結成しました。
 女性五人でサビキ釣り用エサを徹底研究。まずアミエビを使って得られたことは、“アミエビはよく釣れる!”ことでした。釣果は満足できましたが、問題点もちらほら。“匂いがきつい”“手にこびり付く”“余ったらどうしよう”などなど。女性目線ならではの要望もピックアップでき、新製品の開発コンセプトが絞り込まれました。
 “よく釣れる”“臭くない”“手に付かない”“便利”をテーマに、製品開発が始まりました。主成分はアミエビとし、匂い対策にはマスキングするための香料との相性なども徹底検証。使う方がどなたでも爽快に感じる、フルーティーな香りにたどり着きました。
 また釣果と使い勝手の研究も重ね、コマセカゴへの絞りやすさから拡散性、視認性まで試行錯誤の連続でしたが、試作品までなんとかたどり着くことができました。

釣り場からの熱い想いを反映


 プロジェクトのキックオフから1年が過ぎていました。試作品とアミエビとの比較試釣を繰り返し行いました。海釣り公園や防波堤周りなどの釣り場に出向き、実際に潮の流れがある中でどうなのか・・・。カゴへの絞り具合から拡散速度、沈下速度などなどフィールドテストを繰り返し、その都度改良を加えていきました。
 アミエビの粒をしっかり残しつつ、エサの硬さと溶け具合の絶妙なバランスは、このフィールドテストの追求から生まれた、現場からの熱い想いの結晶とも言える仕上がりになりました。
 さらにパッケージのデザインまでにも、プロジェクトメンバーのこだわりの声が反映されました。

新たな市場を見据えて


 “釣り=男性”のような、固定観念は見直さなくてはならない時代に突入しているようで、魚釣り自体も様々な変化を余儀なくされています。
 一方で経験や体験を重視する価値観に、新たな市場開発の可能性も考えられます。そんなうねりの中で女性からの貴重な意見を反映しながら、女性ならではの気づきや徹底した追求力、こだわり度、やり抜く粘り強さなどがしっかり活かされた、女性だけのプロジェクトから生まれた「アミ姫」。この開発はこれからのマルキユーの新たな方向性を感じさせてくれる取り組みとなりました。
 2017年の発売から初心者や子供、女性に使いやすい釣りエサとして評価をいただき、ヒット商品として不動の地位もいただけました。
 結果も出せた新たな取り組みをモデルケースに、これからもユーザー様の声にしっかりと耳を傾け、魚釣りを存分に楽しんでいただける製品づくりに努めてまいります。

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